岡山・美作のかしざき整骨院・整体院 柏崎武紀です。
『〇〇さんの紹介で来たんですが、、腰が痛くて。。』
とある施設でお食事を運ぶお仕事をされている女性Gさん
毎日50～200のお膳を運びます。
配膳ってきついんですよ。。
僕も少しお手伝いしたことあります。
学生時代はレストランで３年仕事もしましたし。
お料理の盛り付け崩しちゃいけないから
慎重に。でも迅速に。お出しする際は丁寧に。
この時に動きって体のバネを存分に使うんですよ。
運転席への衝撃を減らす車のサスペンションみたいに。
その動き200回ですよ。
トレーニングより部分的にはきつい。。
さらに片付けの際は一遍に運びたいから
お膳や器を重ねて重量アップ。何度も何度も屈んでは起きてを繰り返します。
それが毎日ですから
当然のごとく腰を痛めてしまいました。。
お話を伺いながら
体の動きや痛む個所のチェックをします。
毎日当たり前にしている、お仕事での動作もしていただきます。
そこで気になったポイントがココ
お尻の筋肉が弱い。
筋力が低いではという意味ではなくて、使えていない。
使いすぎて弱くなってしまっている。僕は弱化と呼んでいます。
殿筋の中でも「中殿筋」と呼ばれる部分は
サイドステップや片足に負荷をかけたときに骨盤がぶれないように支えてくれます。
この筋肉が弱化してお仕事しなくなると
骨盤の動きがぶれてしまい腰砕けのようになりやすいです。
そんな状態で繰り返し繰り返しの
前屈み＆横移動+お汁の乗ったデリケートなお膳
踏ん張りがきかない＆ぶれるからどこかで代償します。
Gさんの場合は腰から背中だったんですね。
だから前屈みしてもらうと腰から背中が痛い。。
そこでお尻の動きをよくする調整とエクササイズをしました。
『おー屈める！腰がなんでだ！？痛くない』
『さっきダメだった重りを抱えても大丈夫やね～』
今は、ブーストアップしているような状態だから
継続的にケアをしてもらうこと、お膳の抱え方を変えてもらうようにもお願い。
その場限りだとずっと施術に依存しちゃうから
自分で変わって、自分で負荷を減らさないと根本解決にはならない。
だからお尻から始まって下肢全体の運動の宿題を出しました。
寝転がって足を組んで抱え上げるようなお尻のストレッチなどの
シンプルなやつをお伝えしました。
これを寝転がってやっていく感じ（もちろん座ってもOK）
やり方はシンプルだけど
動かし方や、行うタイミングはめちゃ重要。
何故それをそうした方がいいのか？したらどうなるのか？
（これ宿題をやってもらうのにすごく大事にしているところ）
そこは体感や同じようなお悩みの方の経験談を交えてしっかりと指導。
で、Gさん頑張りました
動きも改善。おまけにウォーキングまで開始されました。
『あんなに長いこと悩まんでもよかったんやね～』
『もっと早ように来とったらよかったわ～』
夏の終わりに来られてたGさん
今は、ウォーキングとセルフケアを中心に行い
通院は少しになりメンテナンスにたまに来る状態にまで回復されています。
Gさんのように
一緒に頑張っていこうかなって思う方はいつでもご連絡くださいね！
最後までお読みになっていただきありがとうございました。
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