【プロフィール】

●柏崎武紀（Takenori Kashizaki)

あっ！写真が違った（子供が間違えるほど僕と似ているらしいです。。。）

大阪府・池田市出身
実母は岡山県・玉野市出身(岡山県民の遺伝子を継いでいます。）
１男１女の父
趣味はサッカー観戦と、
時々フルマラソン（年１回）
NAHAマラソン2016完走、大阪マラソン2017完走、NAHAマラソン2018完走、岡山マラソン2023完走

近年の活動歴

プロアスリートサポート

サッカー日本代表選手バランスインソール作製(2016～2024シーズン継続中）

複数のＪリーガーバランス調整サポート（2016シーズン・2017シーズン・2018シーズン・２０１９シーズン）

何度も全国制覇しているサッカー強豪校・鹿児島実業高校・インソールアドバイザー（2018年〜）

2018年～水泳ジュニアオリンピック出場選手のボディコンディショニングを担当

セミナー

一般向け定期講座『あと2キロ痩せたい人のためのウォーキング講座』

美作市新農業経営者クラブ主催『農家のためのセルフケア講座』

美作市立大原中学校『強豪校はやってるよ！ウォーミングアップ・クールダウン講座』

日本全国で活躍する人気セミナー講師・照喜名弘彦先生とのコラボセミナー

こころとからだ塾・テーマ『足（仮）』治療家や理学療法士、運動指導者などに向けてのセミナー

鹿児島実業高校サッカー部『足から体を整え、ケガを減らすインソール講座』など

メディア出演

ラジオ出演：RSK山陽放送　『昼からどーだい』
テレビ出演：美作ケーブルテレビ　『あなたの出番です』

かしざきの施術家としての歴史

高校を出てトヨタカローラのディーラーに勤務し自動車整備に従事しました。

大手に就職したものの、仕事にやりがいを見いだすことが出来ず、他に自分が活かせる仕事があるのではないかと様々な仕事をしました。（当時は大手を辞めることにもったいない気がしていましたが、今思うとここからいろいろ始まった気がします）

ステーキハウス、テント屋、縫製業、現場仕事、製薬会社、お中元配達、IT系の営業、長野県白馬村でスノーボードのための山籠り、訳あって2か月ほどホームレスにもなりました。。

周りには仕事が安定しないアイツはダメだとか、
フラフラしているとか色々言われました。

同時進行などで色々仕事をしましたが、2年ごとくらいで違和感を感じ転職をしていました。
勤務は真面目に仕事はしてたんですけどね。。やりがいを見出せませんでした。。

それでも人に喜んでもらいながら、自分も活きる仕事があるはずだと日々考えていました。

そして20代前半のある日、僕の地元大阪・石橋駅の阪急電車の踏切待ちの時に
専門学校に通っていた知人から整骨院の仕事があるということを知りました。

中学生の時に野球肘で整骨院通いをしていたことを思い出しました。

回想

小学3年生から始めた野球で初めての挫折。肘が痛くて投げれない。投手としては致命的。
病院で診断後は、診察とマイクロ波とシップだけの治療で一向に良くならない日々。

痛みでボールもまともに握れず、
ボール拾いと下手投げで返球する毎日でした。本当に辛かった。

小学校の頃、みんなが練習しない時間に必死で努力をすればエースにもなれたし、
練習が終わってからバッティングセンターに通い、小遣いが無くなるまで打ち続け

そこから毎日素振りを1000回する努力をする事で、４番を任されることが出来た僕にとって
どう努力したら治るかわからない、教えてもらえないただ待つだけの日々は本当に辛かったです。

その状況を見かねた母が探して来てくれた整骨院に行くことに。
そこの整骨院の先生はとても親身に話を聞いてくださいました。

初めてじゃないかな⁉︎
痛めてからピッチングフォームのクセを見てもらったこと。

とても丁寧な説明と施術。説得するわけではなく納得できる説明でした。
それに加えて、不安を取り除く楽しい話に、恋愛や勉強など日々のお悩み相談。
当時お付き合いしていたバレー部の子と一緒に通院するのがプチデートでしたね（笑）

施術を開始してからグラウンドに復帰するのにそう時間はかかりませんでした。

業界入りを決意してから

自分のつらかった経験や、
希望が持てた経験を伝えることを仕事にできるかもしれない！

そう思い、医療業界に進むことに肚を決めました。

そこから働きながら学べる整骨院を探しました。
最初に勤めたところは、１日１００人以上が必ず来院する繁盛店でした。

しかし、内情は本当に酷いもので
ろくに問診もしない。解剖学なんてほとんど知らない。素人集団。
居酒屋のように元気よくしろ！患者を口説け！早く施術を終わらせろ！痛みなんてどうでもいい！

院長さんが本当に国家資格を持っていたのかも今となれば怪しい院でした。
そこで得たものは理不尽な要求に耐える事、そしてその後の人生の節目節目で僕を助けてくれることになる経営才能にあふれる兄的な友人でした（今でも助けてもらっています）

当時の院長先生が言い放った一言が今も頭を離れません。

「患者を金と思え！」

ショックでした。。。
自分で店をする以上、商売ですからその気持ちはわかります。

しかし、それを思いを持って医療を志す駆け出しの若者に言うかねと、、

こんなふざけた世界ならやめた方がいいかなとも考えました。
今でも、こんな考えの人に会うこともあります。

でも、そこから諦めずにたくさんの先生の会いました。
知識の深い先生。対人が得意な先生、行動力抜群な先生。高圧的な先生。
女好きな先生。商魂たくましい先生。副業に精を出す先生。人情深い先生。
学生を馬鹿にする先生。目の前の患者さんより二次元なキャラに夢中な先生。
話を聞く先生、聞かない先生。ゴッドハンドを持つ先生。権威に弱い先生などなど。

奨学金を借りて専門学校に通いながら（今でも返済しています）
朝8時から整骨院で午前の施術のアシスタントとして仕事をし、
昼12時に阪急そばの学割セット280円を5分で食べ
大阪から神戸まで通学し16時まで勉強や実技
夕方17時に再び整骨院に戻り午後の施術アシスタントを20時まで仕事をし
夜21時から深夜24時まで中華料理屋で皿洗いのバイトをする日々を3年続けました
（お金無かったし、まかないご飯が出るんでね）

そんな仕事をしながらの学生生活。
突然、人生の大きな転機が訪れます。

在学中に母が病気で急死し、
母子家庭で兄弟もいなかった僕は天涯孤独の身になりました。

母の病気はちょうどその時に専門学校で学んでいた病気で、
その教科書で学び進めていく通りに悪化していく辛さは言葉にできません。

更に相続などに巻き込まれ身内の裏切りなどにあい帰る家を失い
生まれて初めて過呼吸になったり、自暴自棄になった時期もありましたが
友人たちの支えがあったおかげで立ち直ることができました。
友人がいなければ、僕はここにいなかったかもしれません。

そのおかげで立ち直り勉強と仕事を続け
大阪、神戸、芦屋、箕面などで整骨院や整形外科などでも学ばせていただきました。

専門学校で約3000時間以上必要科目を学び国家資格：柔道整復師免許を取得。
その他多数のスクールなどにも通い民間資格もたくさん取得しました。

今までいろんな職種の仕事をしてきて
「なんか、これじゃないなぁ」と思い本当にやりたい仕事を探し続けていました。

きっと「好き」なんでしょうね。この仕事。
しがらみもありますが「楽しい」ですこの仕事。

人に元気なっていただくことで、自分が活きる気がしています。

だから20年近くこの業界にいるのだと思います。

国家試験合格後、チェーン展開する整骨院グループで雇われ院長・副院長として勤務しながら、
違う職種の方々と出会うために行ったことのない土地へ一人旅をしたりしました。