『相談があります』からはじまったお話


岡山・美作のかしざき整骨院・整体院 柏崎武紀です。

 

『相談したいことがあります』
そう言って来られた方のお話です。

 

うちに通ってくださっている
Mさん70代の女性。

 

家族の方に体が歪んでる。傾いている。
と言われてから気になって仕方なくなってうちに相談に来られました。

 

人間って生まれた瞬間から亡くなる日まで
左右対称でまっすぐの方はいません(少なくとも僕はそう思っています)

 

何かしらの傾きがあり
それを重力に対して補正する歩き方、立ち方、座り方を年々重ねるごとに
それが『歪み』となって現れると考えてます。

 

Mさんは数年前に大怪我してから
家から出るのが怖くなったそうです。

 

日常生活を問題なく遅れるまでに回復しているのに
体を動かす機会を減らし、意識的に避けてしまっている。

 

『また怪我するかも』

『またぶり返したどうしよう』

『きっとまだ私の体は弱っているから、もうちょっと良くなってから動こう』

『痛そうに思われたくないから、見られたくないから外に出ないでおこう』

 

これは『生活不活発病』という『廃用症候群』とよばれるもの。

 

こころもからだも落ち込んでいます。
いきなり松岡修造さんのように一気にアツく応援しちゃうと逆効果かなと。。

 

 

こころ底に松岡修造を置きながら
北の国からで「ルールルル」とキタキツネをやさしく呼ぶ中嶋朋子の気持ちで
今できることや心配に思っていることなど引きだすようにチェックしていきました。

 

 

確かに体の歪みははっきり見てわかる状態。
その中でどんな動きが実は得意で、どんな動きが実は苦手なのかを体感してもらいました。

 

ひとつ動作できないことよりも、その他の動作が今の自分でもできること。
それがMさんには意外であり、とてもうれしかったんですって。

 

狙い通りです。

 

少しずつ少しずつ自信を取り戻してもらう。
これができれば闇の中に出口の光が溢れはじめます。

 

あとは焦らず少しずつ
でも明確な目標は設定してそこに向かって行動していくだけです。

 

Mさんの場合は定期的な施術と
次の来院までにやっておく『からだの宿題』。軽い体操や運動ですね。

 

できなかった日や、できない項目は正直に話してもらいました。
そして少しずつでも着実にできることの足し算引き算です。

 

数ヶ月前まで10メートル歩くのが不安で不安で仕方なかった方が
1キロ-2キロを自分のペースで歩くことができるようになってきました。

 

 

Mさんの目標は満開の春の桜の下を自分の足でお散歩すること。

 

 

もうすぐ桜が咲きます。
このままいけば気持ちよく自分の足でお散歩されることだと思います。

 

 

最後までお読みになっていただきありがとうございました。

 



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