『泪』

このナミダは
感極まって出る涙、怒りによって湧き出る涙、魂が震えて出る涙。だと僕は教わりました。

選手たちやその親御さん指導者の思いが込み上げてきたような涙
アツい、春の活気のように「のびのび」と成長させてくれるような涙です。
東洋の考えでは『木』のエネルギー。

一方こちらの字

『涕』

このナミダは
悲しみの涙、心がキュンとなるような涙、鼻水を出してすすり泣くような涙
少し寂しい、秋の切なくもあり、自分を「きゅっ」と律してくれるような涙です。
東洋の考えでは『金』のエネルギー。

どちらも涙を流すということは同じ
でもそこに込められている意味が違う。

涙を流すとプロラクチンやコルチゾールなどのストレス物質が排出されて
スッキリしてストレス解消や自律神経の安定にも良いともいいますが

物質的には同じ涙でも、それだけでは説明できないのが
カラダの面白いところです。

どちらが良い悪いのはなしではないので
『泪』も『涕』も自分を整え成長させてくれる大事なナミダだと思います。

今年もよく泣き、よく笑い、よく食べて、よく悩み、よく動く
そんな1年にしたいなと思います。

最後までお読みになっていただきありがとうございました。

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