岡山・美作のかしざき整骨院・整体院 柏崎武紀です。
1月3日にここへ行ってきました。
兵庫県立三木防災公園陸上競技場
その名の通り地震や台風などのときの防災拠点となる場所。
収容人数2万人のJリーグの試合にも対応できるスタジアムです。
そこで毎年1月3日から開幕されるのがこちら
全日本高等学校女子サッカー選手権大会
女子高校サッカー日本一を決める大会。
高等学校でサッカーをする女子ならば
この舞台で頂点に立つことが大きな目標だと思います。
僕は運良くここの舞台の立つ3人の選手に関わらせてもらっています。
その中で2人の選手が同じ会場で試合をするのがこの日でした。
出場する高校も試合も別なので2試合とも観戦です。
今回はその会場での1試合目
僕の今住んでいる岡山県代表・作陽高校と
今年のインターハイ王者東京代表・十文字高校との試合の話です。
決勝戦で見てもおかしくないカード
この岡山代表のある選手のサポートを2年前からさせていただいています。
とても素直で向上心を常に持ち
さらに華もあるいい選手。
僕が関わらせてもらったこの2年間
日本一になるために頑張り続けている姿を見せてもらいました。
誰よりも走るプレーだけでなく
チームをまとめる役目も担っている彼女の疲労度はハンパじゃなかったと思います。
夜遅くまで練習して次の日が早いにもかかわらず
自宅から30km近く離れた僕のところまでメンテナンスに来てくれたことも
1度や2度ではありませんでした。
インソールもたくさん作りました。
スパイクも磨かせてもらいました。
僕がお手伝いできることは限られます。
その中でなんとか夢を持って頑張るこの子の力になってあげたい。
そんな思いでサポートさせてもらっていました。
試合に話は戻り、、
あさ10:15からのキックオフでした。
キックオフからしばらくしてから
連携の崩れからオウンゴールで1点奪われてしまいます。
そこから立て直す前にさらに2点を失います。
そのまま時間は進み3点を奪われた状況で前半を折り返します。
後半は作陽のペースで進み圧倒的な勢いでした。
贔屓目に見なくてもどちらが圧倒しているかは明らかな後半でした。
でも、ゴールが決まらないときはとことん決まらないものです。。
何本シュートを打っても止められ、何本シュートを打ってもボール1個分外れてしまう。
試合はそのまま進み終了しました。
相手側の歓喜の声と涙混じりの激励の声が
スタジアムに響き渡りました。
泣き崩れる選手もたくさんいるなかサポートしていた選手を中心に整列しました。
彼女は気丈に振る舞い僕が座る側の観客席に大きな声で挨拶をしてくれました。
流石に涙腺が崩壊しました。
彼女のその気丈な姿とおそらく
その後ろで見守っているであろうご両親の姿を思うもう耐えれませんでした。。
サッカー見て泣いたの初めてじゃないかな。
控室に下がるとき少し話ができたときには
それまで気丈に振る舞っていた彼女も泣いていました。
その健気な姿にまた涙が出そうに。。
本気でひとつのことに向かい続けてきた人だからこそ流れた涙
僕は25年くらい前に一度流したきりそんな感情は忘れてしまっていました。
この子がいなければここまで女子サッカーのこと
この子がいなければここまでサッカーでのケガのこと
深く調べていなかったかもしれません。
本当に成長させてもらいました。
この場所に連れてきてくれてありがとう。
僕を関わらせてくれてありがとう。
我が子の夢を叶えるためにどれだけ本気で向きあう必要があるか
我が子を全国レベルの一流選手に育てるためにどう向き合えばいいのか
教えてくださった彼女のお父さんお母さんにも心から御礼を伝えたいです。
この経験は他のサポートしている選手にも
必ず活かしていけるものばかりです。
その子達の夢に少しでも近づけるお手伝いがまたできたらいいなと。思っています。
いろんなスポーツで頑張る学生たちが来てくれていますが
どの子もみんな思いを込めて施術やアドバイスをしています。
特別視している子はいません。
サッカーをする高校生に携わるようになって男女関わらず
一つ目標にしていたのが選手権に出る子のサポートをすることでした。
それを叶えてもらったことに
僕自身いろいろと思うところがあったので記事にしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
こちらでインソール作製したシューズなどを毎日更新しています
かしざき整骨院・整体院 facebookページ (フェイスブックページ)
takenori kashizaki instagram (インスタグラム)
かしざき整骨院・整体院
岡山県美作市古町1787-1
0868(78)0200