シューズの寿命について


岡山・美作のかしざき整骨院・整体院 柏崎武紀です。

 

『このランニングシューズまだ使えますかね?』

 

インソールを交換に来られる方によく言われる言葉。
インソールの交換時期と同じくらい多い質問です。

 

シューズの替え時って
特にルールを持っていない方が多いかなって思います。

 

慣れている靴を変えたくない。
まだ使えるだろう。
合うものがなかなか見つからない。
破れてないしもうちょいいけるか。など

 

古くなったシューズをそのまま履き続けていると
足の痛みや体全体の不調の原因につながるかも知れません。

 

実は先日普段通勤用に履いている靴で
走ったら足底筋膜炎のような痛みに襲われました。
そのシューズはかなり使い込んだものです。。
(詳しくは後述)

 

じゃあ、履き替えの目安は?

 

使用年月・走行距離・ソールの劣化具合などがあります。

 

①使用年月

だいたい3〜4年と言われています。
注意しなければいけないのが、、

 

購入してからということ。
使用を開始してからではない。
総使用時間ではない。ということ。

 

未開封や靴箱で何年も寝かせていても
劣化は確実に進んでいます。

 

以前20年間数回しか履いていない靴を持って来た方。
歩くたびにソールがボロボロと剥がれ落ち転倒しそうになりました。
お出かけ用と大切にしておくことはいい事だと思いますが
使わずに履けなくなってしまうかも。怪我しやすい靴になっているかも。ということも。

 

3〜4年経過したものは見直してみても良いかも知れません。

 

②走行距離

走っても歩いても走行距離は増えます。
自動車と似たようなもの。高速を走っても一般道を流しても走行距離増えるのは同じですよね。

 

500km〜800kmほどで
第一線からは外したほうが良いとされています。

 

たとえこの距離をオーバーしても
普段の徒歩での使用くらいならさほど問題はないと思います。

 

ただしスポーツ現場では問題が出る可能性が高くなります。
ランニングや地面を強く踏み込む競技などには体の負担が大きくなっていると思います。

 

③ソールの劣化具合

シューズの底の部分が押してみて硬くなっていたり
シワが寄ってきていたら交換を考えてもいいサイン。

 

 

また裏面を見てアウトソールが削れてミッドソールが見えていたり
外側がひどく削れているなどの片減りがひどければすぐに交換してもいいと思います。

 

特に片減りがひどい場合は靴によって体が更に歪まされてしまいます。
足や骨格のくせによって削れてしまったシューズの片減りがさらに歪みを生みます。

 

どうせまたすぐ削れるからと思われる方は
インソールなどで接地の仕方や指の使い方が変わるとかなり片減りしにくくなりますよ。

 


シューズの買い替えの目安としては
上記のようなことを参考にしてみてください。

 

僕は雨降りのあとのランニングでシューズを汚したくないからと
古くなったソールの劣化したシューズで走った結果数年ぶりの足底腱膜炎になりました。。

 

いくら素足が正常で今までなんの問題もなくても
劣化したシューズでたった1回のランで痛みが出てしまう
もし痛みが出なくても負担は確実に増えて怪我のリスクが上がってしまう。

 

地上で動くことなら、自分の体を委ねる唯一の道具。
やっぱり履き物は大切です。

 

シューズの寿命を長くする方法などはそのうち書いていきます。

 

最後までお読みになっていただきありがとうございました。

 

※10月5日(土)臨時休業のお知らせ

 



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