『こんなことなら、早く来とけばよかった。。』
先日来られた急患さんとの会話です。
岡山・美作のかしざき整骨院・整体院 柏崎武紀です。
山で作業をされているAさん
日頃から山を登り、チェンソーで木を切り、担ぎ上げる。
そんな作業を1年中されておられます。
もともと腰の負担が大きいうえに
冬の季節の後押しがあります。
『寒さ』ですね。
筋肉の温度も上がらないから、力も入らない。
でも、お仕事は変わらない。
チェンソーで切った木を持とうとしたら
一気にきたそうです。
ぎっくり腰。。
動けなくなりましたと。
ぎっくり腰の不思議な?ところは
心配してくれる人と、笑う人がいるということ。
腰痛くらいで!
と思われる方が結構いらっしゃいます。
ぎっくり腰を経験した方でも
あぁ、あなたもやっちゃったね〜 みたいな感じで笑う方もいます。
魔女の一撃という異名を持つくらいです。
電撃が走ったかのように動きが止まります。
そして一気に老け込んだかのように腰を曲げスローな動作になります。
本当にシャレにならないくらい痛い
笑わずに手助けしてあげてください。
ぎっくり腰にもいろいろあるのですが
今回はAKAという骨盤周りへのアプローチを中心に
いくつかの方法で施術をしていきました。
Aさんは帰りには腰が伸ばして歩けるようになりました。
そこで『こんなことなら、早く来とけばよかった。。』と。
ここからが大切。
痛みが引いてきてからが本番です。
痛みが1−2回の施術で引いても
3回目の施術で結構な時間を大切に使います。
このまま指導させていただいた通りに生活すれば
問題なくいつもの日常に復帰できます。
しかし、このままいつもの作業をすれば
いつもの場所に負担がかかることが再び始まります。
自分がどんなクセや運動特性を持っていて
どんな動きが腰やそれに連動する部分に負荷がかかるかを
お話をして、頭で理解して、それを動いて体で体感してもらうことが重要です。
だから説得ではなくて納得してもらえるように
色んな方法で説明していきます。
動けるようになった時にこそ話を聞いてほしい。
動けるから負荷がかかった時に弱い部分が知れるんです。
ぎっくり腰で出た痛みは氷山の一角
その根には深〜い原因が隠れています。
それを一緒に見つけて修正していく。
これがぎっくり腰の治療で大切なことだと考えています。
仕事はなかなか変えられないからカラダを変えていく
これで再発率がかなり下がります。
「ぎっくり腰がクセになってる」
そんな方にはとても有意義な話だと思いますよ!
寒さが本番に向かうこの時期の腰のケア
しっかりとした対策をしていきましょうね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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