岡山のかしざき整骨院 柏崎武紀です
先日ね、初めて出たんですよ
『ラジオ』
RSK山陽放送(中国地方では超メジャー局)の
お昼の番組の10分間を頂いて
インタビューに答える対話形式で美作の宣伝とかしざき整骨院の紹介をしてきました
そこでね
司会のおふたりの誘導が絶妙ですごく勉強になったんですよ
例えば
ニュースアナウンサーなら淡々と台本通りに聞き取りやすく読んでいく→職人
台本通りなんだけども誘導するように脱線させてまた本線にきちんと戻す→芸人
イメージ的にはこんな感じかなと思っています
今回の司会のおふたりは
この両方を併せ持った人でした
普通にテレビで見ていて
ローカル局の人気者としか見ていませんでした
ある先生が以前言っていたことを思い出されました
僕らの仕事(治療家やトレーナー)は
職人であり
学者であり
芸人である
この全てを少しずつでも持ち合わせておかなければいけないと思う
一つ足りなくてもいけない。。。と
例えば
ハムストリングのストレッチをするとして
【職人】
ハムストリングを上手に伸ばせるフォームを取らせることができる
力加減ができる
トリックモーションが入らないようにするなど
【学者】
ハムストリングをストレッチするとどんなことが起こるか説明する事が出来る
ハムストリングスと対になる筋肉や協力する筋肉の説明ができる
ハムストリングの解剖学的な見地が話せるなど
【芸人】
楽しませる
エンターテイメント性を持たせる
驚きや笑いを提供するなど
もしも・・これひとつだけが突出していてあとのは持ってなかったら。。。
【職人】
ストレッチ職人『ハムストリング伸ばします』
お客さん 『(絶妙の伸ばし具合だなぁ)』
ストレッチ職人『・・・・』
お客さん 『ここを伸ばすとどうなるんですか?』
ストレッチ職人『よくわかりません。伸びてるからいいじゃないですか』
お客さん 『・・・・』
極端だけどこんな感じ
【学者】
ストレッチ学者『ハムストリングの緊張が強くなると骨盤の後傾が強くなってね~~;。@;-^!+<』
お客さん 『はぁ・・・』
ストレッチ学者『更にハムストリングというのは下肢後面の3つないし4つの筋肉の総称で、そのなかでも大腿二頭筋はね~+*‘|~☆}』
お客さん 『じゃあそれをストレッチしてもらっていいですか?』
ストレッチ学者『教えるから自分でやって』
お客さん 『・・・・』
これまた極端ですが
【芸人】
ストレッチ芸人『ハムストリング伸ばそうや!』
お客さん 『なんで?』
ストレッチ芸人『なんかおもろいし動き変わるで!』
お客さん 『・・・・ホントかなでも楽しそうかも(笑)』
どの人にお任せしたいですか?
ストレッチだけを勉強する深めるなら
職人や学者かなとおもいます
楽しませるだけなら芸人もありかも
(でも楽しませるのって一番難しいと思います)
芸人要素といえば、、、
昔1.5カ月だけ在籍していた整骨院でね
この芸人要素だけでたくさんの患者さんを集めている所がありました
職人要素や学者要素はほぼ無しでした
今考えればホントに怖い
問診もロクにしないし、その日の状態確認なんて時間がもったいないからするな
居酒屋のように挨拶をしろ!とにかく笑いを取れ!しゃべれ!
はい!寝て!まっさーじ!よくしゃべるマッサージマシーンでしたよ
患者さん良くなるわけないです。どっかの安売りほぐしやさんよりひどいです
勢いと笑いを提供するんならほかの業種でした方がいいですよ
ただハムストリングのストレッチをするにしても
何故した方がいいのか?→学者
どうやったらいいか?→職人
それをしたらカラダがどうかわるか体感できるか?→芸人
学者的に理屈が分かるとストレッチをする意識が変わるし
その筋肉にもフォーカスしてもらいやすい
なぜした方がいいのかがわかる
職人的に効率のいいストレッチ方法がわかれば
迷わずにきちんと体感したことをセルフでも狙ってもらえる
芸人的にエンターテイメント性をもって感じたストレッチで起こった(変わった)成功体験を再現したくなる
結構、芸人的要素って重要だと思っています
これならやってみよう。自分でも続けてみたい。って思ってもらう要素だと思っていますから
それにはちゃんとした内容が伴っていないといけないです
いつも心がけて施術などをしているつもりですが
この3つの要素はやっぱり全部持ってなきゃいけない
どれも深めた方が役に立てるだろうなと改めて感じています
ラジオに出て司会の方の『巧さ』に触れて
感じたことを書いてみました
最後まで読んでいただきありがとうございます
かしざき整骨院・整体院
岡山県美作市古町1787-1
0868(78)0200