走ることとある禅僧の言葉


おはようございます
岡山のかしざき整骨院・整体院 柏崎武紀です

連休に入りましたね
うちは祝日も通常診療しています→詳しい日程はこちら

今日は昼まで事務仕事をして
昼からは20km走ってやろうと決めて走った結果が。。



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『14kmでリタイヤです。。。』
最近ちょっとサボり気味なんですよねランニング

ペースも気持ちのいい感じにしとこうと思ったんですが
なかなかの失速具合でした(笑)

でもね、、
気持ちいいんですよ
田舎の風景の一部になって走るの

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無いものねだりでね
市街地走るとテンション上がるんですよ。大阪市内とかこないだの徳島市内とか

でも、不意に前を見た時のこの風景
『贅沢やなぁぁぁあ』って思ってしまいました

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だって地図で見たら完全に山の中を走ってます
いい景色しかありません(笑)

走ってるとね
アタマがクリアになります

マラソンの教科書的な本を見ると
しっかり前を見てレッドカーペットが敷かれている上を走るイメージみたいな事が書かれているものがあります

僕の場合前見るとね
先の事を考えすぎてしんどくなるんですよ
かといって後ろを見るともっとしんどい

”あと1kmくらい走ったら下りになるから楽になるな”とか
”もうちょっとで自動販売機があるから水分補給できるな”とか

色々と考えるんですよ
そうするとしんどくなってくるんですよ(僕の個人的な意見です)
だから目線はやや下、足元のチョイ先を見る感じであごを軽く引くくらいです(この方がお尻の力も入りやすいってのもあります)

先を見据えて行動を練ることは大切ですが
先を考えるあまり、今が見えなくなってつらくなるのはちょっと違うかなと
今のカラダの感覚や声に意識を落とすと走りやすいなって
人のカラダに触れる時も同じ感じかもしれないなって

この時走りながら
禅僧・藤田一照さんがある本の中で言っていたことを思い出しました

身体はいつも現在進行形ですが
思考はいつも過去形か未来形になるから
この二つのズレが問題になるんです

心が思考に偏ると現在を忘れてしまうんだけど
そこから離れ
感覚に戻ればいつも現在進行形で
いま起きていることは感じられる

その現在進行形のなかで思考も働いてくれればいい
現在から引きはがすことに働かせるのではなくてね

『思考と心』『アタマとカラダ』『頭と肚』表現は人それぞれ

人生みたいに大きな流れでも
今回みたいに走るっていうほんの小さな流れの中でも言えることなんだなぁって感じます

もちろん人それぞれです
僕の前を見て走る時の違和感はなんかなくなりました
『多分これかな!?』って

とても深い言葉を
すごく浅く使っていますねきっと(笑)

体を観させていただくときも
次の患者さんのことや違うこと先のことを考えると今観ている方に良い反応はでません

だから数年前に予約制に切り替えたんです
いつからか『待ってもらってる』って思うことで今目の前の方にフォーカスできなくなったんですよ
たとえ待ち人数が1人でもです

昔働かせていただいていた流れ作業のような整骨院や
優秀なスタッフのたくさんいるリハビリ施設にいた時はそれでよかったのかも知れません(よくはないですよ。ホントに)
開業当初もそちらに傾きそうになったことも記憶にあります
とりあえず来てもらえばいいって。。

今はね1日に来てもらえる人数も減りましたけど
1人1人に集中しやすいんです。問診に40分近くかかることもあります。。
その分いろんな提案ができます
その結果ご自身の体に対して意識の高い方が集まるようになった気がします

今を大事にしながら
先のことも考える

当たり前のことが一番難しいもんですね

使い方は時と場合かなと
ありがとうございます

 

 


かしざき整骨院・整体院

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