岡山のかしざき整骨院 柏崎武紀です
前に靴を選ぶときの僕のチェックポイントについて少し触れました
『常識』と少し違うポイントもあります
その常識と少し違うポイントとしてもうひとつ僕が指導させていただく事があります
お母ちゃんや学校の先生に子どもの頃言われてましたよね
『しっかり靴ひも締めなさい!』って
靴が脱げなくするためにはその通りです
足に靴をフィットさせますからね
、で
僕が靴を履くときに気をつけて欲しいと指導するポイントは
『靴ひもはしっかり締めない方がいい』
ってこと
えっ!?って感じでしょ?
だってお母ちゃんや学校の先生に子どもの頃言われてましたよね
『しっかり靴ひも締めなさい!』って
たしかに一般的な常識はそうですよ
靴の中で足の機能性を発揮しようと考えると
靴の中で足はグーパー(時にはチョキ)運動出来る方がいい
立っている時や歩いている時の足の裏は
しゃくとりむしの様な動きをします
グー・パー・グー・パーです
アーチ運動とかトラス構造・ウインドラス構造とも呼ばれます
衝撃吸収や推進力、バランス保持に必要なカラダにとってとても大切な動きです
この動きをね
上から抑え込んだらどうなります?
そう、靴ひもでしっかりと。。
動かなくなりません?
しゃくとり虫の動きできにくくなりませんか?
『そこまで強く締めないよ!』って言われますよ
でもね、
オリンピック選手がオリンピックの舞台でこれと同じことをしてしまう事例もあるんですよ
運動会でリレー前の子供さんとか、陸上部の高校生もけっこうな加減で締めてましたよ靴ひも。。
靴が脱げないようにを目的に小さなころから締めてますよ(うちの子は違う!って方はごめんなさい)
アーチ運動しにくくなると
衝撃吸収や推進力、バランス保持機能が低下します
そんな時に教える靴ひもの締め方がこれ
靴の中だと思ってください
普通はこの状態でひもを締めます↑
僕は靴の中で拳を握ってもらいます↓
この靴の中で拳を握った状態をキープしたまましっかりと靴ひもを締めます
締めたら足はもとに戻します
この状態↓
靴はと足はしっかり固定されていて
靴の中でグーパー運動できる『遊び』ができます
これでも『遊び』ができない靴は狭すぎるんじゃないかなと思います
(靴ひもの編みあげの部分を緩めることで解決することもよくあります)
アーチ運動を弱くするのは上からの押さえつけだけではなくて
下からの押し上げが強くてもおこります
(これはまた違う機会に)
『靴ひもはしっかり締めない方がいい』
正しくは
『靴ひもをしっかり締めるにはひと手間かけた方がいい』
ご自身に合った方法がいろいろとあると思います
僕の所ではカラダや靴などを調整した方にこの方法と従来の方法でカラダのテストをして反応がどう変わるかを体感して頂いています。サポートよりも機能的にするのが目的。ほとんどの方がやり方を変えられます
タオルギャザーなどの足が機能的になる運動をしっかりしても
靴の履き方ひとつで良くも悪くもなるということです
方法に絶対はありません
方法のひとつにいれてみてください
読んでいただきありがとうございました
かしざき整骨院・整体院
岡山県美作市古町1787-1
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