岡山のかしざき整骨院 柏崎武紀です
梅雨らしいスッキリしないお天気が続いています
カラダもスッキリしないしなんかダルイなぁって
NHKなんかの健康番組で酔い止めの薬がいい効果を出すこともあるとかないとか
沖縄みたいに早く梅雨明けしないかなと願ってます
先日
最近調子が上がらないとご来院のTくん
現役高校生 陸上部では自己ベストを連発しています
でもひとつの目標の大会が終わり
達成感とともに今までがんばってくれてたカラダがなかなかついてこない状態に。。。
ここ最近までのこの子のスゴイところは
内側の力がしっかり入って 外側の力がしっかり抜けてる
インナーマッスルとアウターマッスルとはちょっと違う(それも含むかな)
『内剛外柔』を実践してます
僕のところでは
『インナーモード』 という表現で覚えてもらっています
『頑張らないのに頑張れる』感覚や『上虚下実』感覚
逆を言えば
『内柔外剛』
内側はヘロヘロ 外側はガッチガチ
最初はレースの前の精神統一や緊張の緩和が目的で覚えてもらったんですが
これを使ったエクササイズや走る時の感覚がうまく使え出して
『自己ベスト連発』
控えめに映り込んでいる僕の手と控えめな彼の文字の大きさはご愛敬で。。(笑)↑
この子の実力がそうさせた事だと思います
持ってる力を偶然ではなく少しのきっかけで自分でうまく引き出せるようになったんだと
それが、、
ひとつ大会が終わってから
なかなか本調子に戻らない
色々チェックすると
確かに筋肉なんかは張り詰めてます
でもスポーツしてんだからいつものことです
顔色も悪くないし内臓も問題なさそう
もうちょっとチェック・・・
チェック・・・・
チェック・・・・・
!?
インナーモードがうまく使えない。。。
『内剛外剛』
内も外もガッチガチ
イメージで言うと芯から緩んでない 緩めてない
緩める 張らせる には色々な考え方がありますが
この場合はとにかく緩めさせてあげたいなと
そこでやってもらったポーズがこれ
(本人の許可を取って掲載でも未成年なんで一部加工してます)
屍(しかばね)のポーズっていいます
一番気持ちよく力が抜けると思うポーズをしてみてとお願いしました
左右均等がいいとは限りません
細かく言うと
右上肢(右肩から指)が一番心地よく入れるところを探してもらう
右下肢が(右股関節から指)が一番心地よく入れるところを探してもらう
左上肢(左肩から指)が一番心地よく入れるところを探してもらう
左下肢が(左股関節から指)が一番心地よく入れるところを探してもらう
右左でビミョーに違います(大きく違う人もたくさんいますよ)
割と大きめに脚を開いて右手もだいぶ外に向かっています
で、これが今一番心地いいポーズ
じゃあとことん力が抜けるように
カラダと呼吸を緩めるワークをやってみたんですね
こんなことしたり↑
こんなことしたり↓
カラダも呼吸もずいぶん緩んできた感じ
ここからもうひとおし
『もうどうでもいいや』って思えるくらい力を抜くワーク
この時は少し経絡をイメージしてもらうこともプラス
うまくいけば
外が緩めば内も緩みます
逆もまた
内が緩めば外も緩みます
もうどうでもいいやって思えるくらい手放せたら
しっかりと戻ってくる じわぁ~っとね
捨てるのとはちょっと違うかな
いい感じに緩んできたみたいなんで
もう一度屍のポーズで一番気持ちいいところをさがしてもらいます
なんかさっきと変わってません↓
さっきと比較↓
もう一回ワーク後↓
なんか自然体って感じ
何度も言います決して左右均等がいいとは思っていません
あくまで自然体
無理が無い感じが伝わってきます
本人も寝そう。。。(笑)
ただ筋肉が緩んだだけじゃありません
そこからインナーモードチェック
『内剛外柔』に戻ってます
もう1時間前とは別人!
頑張らないのにしっかり頑張れる状態!
緩めることでより張れる安定することができます
散々張り詰めたんだからしっかり緩める時間もないとどっかで破綻します
『陰陽転化』
限界点に達する前にできることをしとかないとね取り返すのに余計時間がかかっちゃいます
自分でも整えられる術を覚えてもらえると
きっとパフォーマンスもキープできるし多分上がります
使えるものは出し惜しみしません
僕はゴッドハンドな術者ではなくて、患者さんと一緒にできることをやっていくスタイルです
だから自分でできることは覚えてもらって出来るようになってもらってます
宿題みたいにしてできるようになってもらったりすることしょっちゅう。。。
家やグラウンドで出来ないと意味が半減するからね
それで足りない所は僕がお手伝いします
緩める方法 張らせる方法 いろいろあります
一緒に良くなっていきましょうね!
最後まで読んでいただきありがとうございます
かしざき整骨院・整体院
岡山県美作市古町1787-1
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