『毎年この時期になると動けなくなっちゃうね』
秋がが深まり冬になるこの時期に毎年お聞きする言葉です
岡山美作のかしざき整骨院・整体院 柏崎武紀です
増えますね
この時期
『ぎっくり腰』
2~3日は動けなくなる事も
原因は様々
いつも通りに過ごしていて突然ギクッとくることもあれば
くしゃみして動けなくなったり
体操していたら動けなくなったり色々あります
うちに来てくださる方で比較的多い原因が
『タイヤ交換』
ここ数年は少なくなりましたが
僕の地域では雪が降ります
積もる事も年に数回
年に数回のためや凍結に備えてこの時期にタイヤ交換をします
整備工場でする人もいますが
自分でする方が多い気がします
自動車が一家に1台ではなくて1人に1台
更には軽トラが別でもう1台あるという家がほとんど
1日に5~6台のタイヤ交換
1台に付き4本のタイヤですから6台×4本=24本
24本のタイヤを抱える×2回(スタッドレスタイヤとノーマルタイヤ)=48本ということもよくあります
『重い物を持つことで腰が痛くなる』
と考えること自体間違いではないと思います
僕が患者さんにお話しする際アドバイスさせていただくことは
『腰が痛くなる姿勢で重い物を持つから腰が痛くなる』
似ているようでも中身は少し違います
確かに48本もタイヤを抱えれば誰だって腰に痛みや疲れは出ます
でも中にはまったく平気な人や今年は大丈夫なんてこともありますよね
腰が痛くなりにくい
重い物の持ち方があります
その方法を日ごろから心がけているだけでも
疲労の積み重ねが減りきつい腰痛になるリスクも減らす事が出来ます
そんな便利な方法があるのか?
方法というよりコツです
日本で一番大きなあの会社でも教えています
どうするか?
Ⓡ新日本プロレス
『カラダの正面』
体幹に近い位置で持つのが大切です
例え側面で持たざるを得ないとしても体幹に近い位置が良いです
人間はカラダは体の正面で力が発揮できるようにつくられています
タイヤ交換だけでなく介護で人を抱える時も同じです
僕がトヨタ自動車に入社して
愛知県で本社研修を受けた時に最初に教わったこともコレでした
体の正面であっても抱えるものが
体幹から離れれば離れるほど腰にかかる負荷は上がります
試しに近くにあるテーブルを
体の正面で体幹に近づけて持ち上げてください
その感覚を覚えておいてください
次に体の正面でも体幹から離れた状態で持ち上げてみてください
どうですか?
腰が抜ける感じや反りが強くなる感じがして力が入りにくいと思います
筋力も発揮しにくいし
足の踏ん張りも利かないため
大きな負荷が腰にかかってしまいます
どちらで重い物を持ちたいですか?
1回1回の負荷は少なくても
積み重なると大きな負荷になり
それがやがてぎっくり腰などの腰の痛みにつながります
やってみると
『こんなもん当たり前だ』と思うことでもなかなか日頃はできてません
体感してみて変化が分かると意識してできるようにになると僕は思っています
少しずつでも
カラダが良いと感じる方法で自分の腰をいたわってあげてください
最後まで読んでいただきありがとうございました
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